「片づけの優先順位を決められない」
「どこから片づけはじめたらいいかわからない」
家じゅうが散らかっていると、片づける優先順位って決めにくいですよね。
でも考え方がわかれば、片づけの優先順位はむずかしくありません。
今回は
- 片づける場所の優先順位の決め方
- 迷ったら見てほしい、片づけはじめやすい場所
- モノを手放すときの優先順位
について解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
片づける優先順位を決めやすくなる3つの考え方
片づけは、はじめに手をつける場所がとても大事です。
片づけに慣れていない人は、片づけにくい場所を選んでしまうと、イヤになってしまうからです。
片づけの優先順位を考えるためには
- コンパクトな範囲
- 毎日使う場所かどうか
- 片づけ前に掃除をしなくてはいけないほど汚れいてはいないか
が大切です。
1つずつ解説します。
コンパクトな範囲
最初に片づけるなら、小さな場所がオススメです。
はじめからリビング全体など、広い範囲から取り掛かると挫折しやすくなります。
片づけが苦手な人は、とくに小さく区切りましょう。
引き出し1つ、本棚一段からでも大丈夫です。
コンパクトなところから片づけましょう。
毎日使っている場所
毎日使っている場所から片づけるのもいい方法です。
毎日使う場所を片づけると、すぐに生活が快適になったことを実感できます。
倉庫や物置など、普段あまり使わない場所の方がモノは多いのですが、毎日使わないのであれば、片づけのメリットを実感しにくくなります。
使う頻度が高い場所から、片づけを開始しましょう。
片づけの前に掃除をしなくていい場所
できれば、汚れすぎていない場所から片づけましょう。
油汚れのひどいガスコンロ周りや、水垢がたくさんついている水回りは、モノを減らす前に掃除をしなくてはいけません。
手間が増える分、片づけが億劫になってしまうからです。
最初に片づけるなら、手間のかかる掃除をしなくてもいい場所から手をつけましょう。
迷ったらここから片づけよう!優先順位の高い場所
「考え方はわかったけれど、結局どこから片づけていいかわからない」
という人もいるので、片づけの優先順位の高い場所を5つ紹介します。
おうちによって事情が違うので、参考程度にご確認ください。
- 食料が入っているところ
- 洗面所
- トイレ収納
- 文房具入れ
- 玄関
くわしく確認しましょう。
食料が入っているところ
1番片づけやすいのは、冷蔵庫や食料が入っている場所です。
食べ物には消費期限があるため、処分するモノを判断しやすいのです。
- 1度使っただけでほったらかしのスパイス
- 消費期限が1年以上前のジャム
など、うっかり忘れていたモノが出てきやすい場所でもあります。
洗面所
洗面所も散らかりやすく、モノの処分に迷いにくい場所です。
- 匂いが苦手な柔軟剤
- 昔もらった化粧品やシャンプーの試供品
- 肌に合わなかったクリーム
などはありませんか?
洗面所の収納が大きいおうちも少ないので、達成感も得やすいはずです。
トイレ収納
トイレの収納場所も整理しやすいので、優先度の高い場所です。
あまり広くないので、1日で整理が終わるのも魅力です。
- 乾いてしまったトイレ掃除用シート
- 使わないまま何年もほったらかしの洗剤
など、処分に迷いにくいのもいいですね。
文房具
文房具入れから片づけをはじめるのもオススメです。
ボールペンなどは、景品などで増えてしまいがちです。
同じような機能のモノは数を制限など、自分なりにルールを決めると処分しやすくなります。
玄関
あまりにモノが多いおうちは、家の入口から片づけるといいでしょう。
モノがいっぱいすぎて、家の奥の不用品を出せないおうちもあるためです。
- 玄関の置きっぱなしの家電
- もう履かない靴
- 折れたカサ
などはありませんか?
まず玄関の整理からはじめると、その後の片づけがスムーズに進みます。
片づるときの処分の優先順位も決めておこう
片づける場所が決まっても、なかなかモノを減らせないときもありますよね。
モノを減らすときの優先順位は
- 明らかに使えないモノ
- 1年以上使っていないモノ
- 保留ボックスに保管したけどやはり使わなかったモノ
です。
くわしく説明します。
明らかに使えないモノ
処分の第一優先は「明らかに使えないモノ」です。
- 消費期限の切れた食材
- 記録しようと思って忘れていた半年前のレシート
- 壊れて捨てようと思っていたけれど捨て忘れていた家電
など、明らかに必要のないモノから手放していきましょう。
思い入れもないので、処分しやすいはずです。
1年以上使っていないモノ
季節を一周しても使っていないモノは、今後も使わない可能性が高いです。
「まだ使えそう」
「高かったから」
などの理由で手放せないモノは、使っていない期間はどのくらいか、という視点で考えると要不要が判断しやすいです。
流行りモノのアイテムや、体形が変わって着られなくなった洋服なども、見直しましょう。
迷ったら保留ボックス
「使っていないけれど、思い出深くて捨てられない」
「1年使わなかったけれど、来年は使いそう」
手放すか迷ったら、保留ボックスを作って入れておきましょう。
半年後くらいに見直すと
「やはり、今の自分に必要なかった」
などの判断がつきやすくなります。
大事なのは、保留ボックスを作ったらちゃんと見直すこと。
Googleカレンダーなどに予定を入れて、見直す日を忘れないようにしましょう。
片づけは小さくて達成感を得やすいところの優先順位を高くしよう
今回は、片づけの優先順位について紹介しました。
最初は小さなところから片づけることがポイントです。
達成感を得ながら、生活のしやすい暮らしを目指しましょう!
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