「片づけをしなきゃいけないけれど、気が進まない。」
「片づけをもっと楽しめたらいいのに……。」
部屋が散らかっていると、片づけが億劫になりますよね。
今回は、片づけを楽しむための方法を7つ紹介します!
また、片づけを楽しめないときの対処法やNG行為についても解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
片づけを楽しむ7つの方法
片づけを面倒なものだと思っていませんか?
実は、ちょっとの工夫で片づけが楽しい時間に変わります。
そこで片づけを楽しむ7つの方法を紹介します。
- どんな暮らしにしたいか明確にする
- 小さなゴールを決める
- 主体的に動く
- 音楽を流す
- ゲーム感覚で片づける
- 片づけ前と片づけ後に写真を撮る
- ごほうびを用意する
1つずつ見ていきましょう。
どんな暮らしをしたいのかを明確にする
最終的なゴールである「どんな暮らしがしたいのか」を言語化したり、イメージしましょう。
理想のゴールが見えると
- やる気が出る
- やるべきことが決まる
- モノを手放しやすくなる
などのメリットがあります。
たとえば
- 好きなアーティストのグッズに囲まれた生活をしたい
- 趣味の手芸を楽しむ暮らしがしたい
など、ワクワクするような暮らしを想像してみましょう。
最終的なゴールがあると、それに向かって、楽しみながら片づけができます。
小さなゴールを決める
最終的なゴールが決まったら、小さなゴールをいくつも決めましょう。
小さなゴールに到達すると達成感が得られ、やる気が持続します。
ゴールまでの作業量は1日で達成できるくらいにすることがコツ。
- バックの中身を整理
- ペン立てを整理
など、ハードルを高くしすぎないようにするといいでしょう。
主体的に片づける
誰かにやらされている状態だと、やる気が起きません。
- 夫に言われたから
- 母親に注意されたから
これではやる気もなくなってしまいますよね。
「自分が、理想の暮らしを達成したいからやる」
と主体的に片づけている意識を大事にしましょう。
だからこそ、最終的なゴールをイメージしたり言語化することが大切です。
音楽を流す
自分の好きな音楽をかけると、身体がスムーズに動きます。
音楽を聴くと、脳内のホルモン(ドーパミン)が分泌されるため、身体活動が活発し、軽い興奮状態になるからです。
とくにワクワクするようなお気に入りの音楽をかけると、身体の動きも変わります。
部屋で音楽をかけたり、イヤホンで好きな曲を聞きながら片づけると、スムーズに進みます。
ゲーム感覚で片づける
ゲームの要素を取り入れて片づけを行うものいいでしょう。
ゲーム要素を入れると、熱中しやすくなったり、適度な達成感を得られたりします。
最近では、会社でもタスクを効率的に消化するため、ゲーム要素を取り入れているところもあるそうです。
片づけでゲーム的な内容を取り入れるとしたら
- 1日10個モノを処分する
- 毎回クジを引いて、片づける場所を決定する
- 1ヶ所片づけ終わるまで何分かかるか時間を測って記録する
などがあります。
音楽の力を借りると、片づけの時間が楽しくなります。
片づけ前と片づけ後の写真に撮る
片づけ前と片づけ後の写真を撮ると、整理収納がより楽しくなります。
家の中は、自分にとって見慣れた風景になってしまっています。
しかし、片づける前に写真を撮ることで、散らかり具合を客観的に確認できるのです。
また片づけ後の写真を撮影して見比べると、どれだけきれいになったのかが視覚的にわかり、達成感が得られます。
片づけ前後の写真は、「きれいになった」ことを実感できるのでオススメです。
ごほうびを用意する
自分へのごほうびを設定するのもいいでしょう。
ごほうびは、脳内の報酬系という部分を刺激します。
報酬系が刺激されると、やる気の出ないときも乗り越えられます。
たとえば
- 1部屋片づけたら、少し高めのコンビニスイーツ
- 1Fの片づけが終わったら家族で外食
頑張ったらごほうびが待っていると思うと、モチベーションのアップにもつながりますね。
片づけを楽しむためにやってはいけない3つのNG行為
片づけを楽しむ方法だけではなく、やる気もダウンしてしまうNG行為も知っておきましょう。
- 「~べき」思考で考える
- すぐに収納用品を買う
- 買い物のルールを見直さない
1つずつ解説します。
「~べき」思考で考える
「~べき」「~しなければ」と考えると、視野が狭くなりまちがった思い込みをしやすくなります。
たとえば「私が家の中すべてを片づけるべき」と考えた場合
- 家族みんなで片づけをする
- プロに助けてもらう
などの選択肢が思い浮かばなくなります。
また「片づけは楽しまなくては」と思うと、楽しめない自分は片づけに向いていない、と挫折の原因になることも。
暮らしを豊かにするためにも、柔軟な思考で取り組みましょう。
すぐに収納用品を買う
モノを整理する前に収納用品を買うのは、片づけのNG行為です。
収納する場所だけ増やしても、モノが多いままだと管理しきれません。
すぐに散らかる原因になります。
せっかく収納用品を購入したのに、きれいな部屋にならないと片づけがイヤになってしまいますよね。
モノの要不要を確認し、残すモノを決めてから収納用品を見直しましょう。
買い物のルールを見直さない
今まで通り買い物をしてしまうと、モノが増えて続けて散らかりやすくなります。
せっかく片づけたのにすぐに散らかってしまうと、やる気がなくなってしまいますよね。
片づけ後は、買い物のルールを見直しましょう。
- モノを買う前に収納場所を決める
- ストックする商品の数を決める
無駄な買い物も減って、家計にもいい影響が生まれます。
片づけがどうしても楽しめないときの対処法
片づけをどうしても楽しめないときもありますよね。
そんなときの対処法を3つ紹介します。
- ムリをしない
- 他人の力を借りる
- 専門知識を学ぶ
くわしく見ていきましょう。
ムリをしない
どうしてもやる気が出ないときは、無理をしないことも大切です。
体調が悪くなる前兆だったり、疲労がたまっている可能性もあります。
- 睡眠不足なのに片づけをしていたらぼんやりしていてケガをした
- 風邪の引きはじめで、ムリをして片づけたら熱を出した
こんな事態になったら、片づけを挫折してしまいます。
1度うまくいかなくても、次の機会にまた挑戦することの方が大事です。
他人の力を借りる
思い切って他人の力を借りると、楽しみながら片づけやすくなります。
たとえば、
- 整理収納アドバイザーのような片づけのプロに頼んでみる
- 片づけのグループに参加してみる
など。
誰かと一緒だと挫折しにくくなります。
楽しめない、やる気が起きないという人は、他人の力を借りることも検討しましょう。
整理収納学園でも、みんなで片づけをするイベントなどを開催しています。
専門知識を学ぶ
理由がわかると、片づけを楽しめるタイプの人もいます。
そんな人は、整理有能アドバイザー2級のような片づけの専門知識を勉強してみるのもいいでしょう。
ロジカルに片づけを学ぶことで、納得しながらきれいな部屋を作っていけます。
整理収納アドバイザーについては、下記の記事でもくわしく説明しています。
せっかく片づけるなら工夫をして楽しみながらやろう
今回は、片づけを楽しむ方法を解説しました。
片づけに限らず、なにごとも仲間がいると継続しやすくなります。
整理収納学園では、みんなで片づけを行うイベントや勉強会を不定期で実施しています。
入学は無料です。
ぜひ参加してくださいね。