「片づけで救われたから、私も整理収納アドバイザーになりたい」
「私、整理収納アドバイザーに向いているのかな？」
最近、片づけに興味を持った人達から「整理収納アドバイザー」になりたいという声をよく聞きます。
整理収納アドバイザーとは、整理収納の方法伝えたり、お客様に整理や収納の提案をするお仕事です。
近年、片づけブームによって、整理収納アドバイザーへの関心が高まってきました。
そこで今回は、整理収納アドバイザーに向いている人の特徴について解説します。
整理収納アドバイザーに興味のある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
整理収納アドバイザーに向いている人の5つの特徴
整理収納アドバイザーに向いている人はどんな特徴があるのか、紹介します。
1つでも当てはまっていたら、アドバイザーとして資質があると思ってくださいね。
- 片づけが好きか、工夫するのが好き
- 人に教えるのが好き
- 生活の中で無駄を減らすのが得意
- 物事を論理的に考えるのが好き
- コツコツと努力できる
1つずつ解説します。
片づけが好きか、工夫するのが好き
整理収納アドバイザーですから、片づけが好きな人に向いている仕事です。
もしくは「工夫をすることが好き」な人も、整理収納アドバイザーとして活躍できる可能性が高いです。
整理収納アドバイザーは、「キレイな部屋にする」だけではなく「どうすれば片づけやすくなるのか」を提案します。
工夫を重ねて片づけられるようになった人ほど、お客様の気持ちに寄り添って考えられるのです。
片づけが苦手だった人でも「工夫をしながら進めるのが楽しい」と思えるなら、整理収納アドバイザーの素質は十分にあります。
人に教えるのが好き
整理収納アドバイザーは、代行業者と違い、お客様に片づけの考え方や収納の仕方を教える場面もあります。
そのため、「人に教えることが好き」という人も整理収納アドバイザーに向いているでしょう。
お客様の中には
「人生で片づけが上手くいったためしがない」
「どこから手をつけていいかわからない」
という悩みをもつ人もいます。
お客様の気持ちを考えながら説明できる力は、片づけの仕事に必要なスキルです。
生活の中でムダを減らすのが得意
整理収納の基本は、必要なモノを見極めること。
ムダに気づいて減らしていける人は、整理収納アドバイザーに向いています。
定期的に片づけをしているなら、必要なモノを見極める目が育っているはず。
ムダに気づいて、減らしていける人は、整理収納アドバイザーに向いています。
物事を論理的に考えるのが好き
整理収納は、感覚ではなく論理的な思考も求められます。
お客様に
- 「なぜ整理が必要なのか」
- 「なぜここに収納が必要なのか」
などをわかりやすく伝える必要があります。
納得感のある説明をするために、論理的な考え方ができると便利です。
主張と理由をセットで伝えれば、お客様とのセッションもスムーズに進められるでしょう。
コツコツと努力できる
整理収納アドバイザーというお仕事は、学び続ける必要があります。
アドバイザーのなかには、定期的に講座に参加するなど、ずっと勉強し続けている人もいます。
そのため、コツコツと努力を続けられる人のほうが、整理収納アドバイザーとして活躍しやすいでしょう。
整理収納アドバイザーに向いている人が片づけを仕事にしたらこんな生活になります
整理収納アドバイザーになると、どんな未来になるのか、一部の例をご紹介します。
- 仕事にやりがいが持てる
- お客様から感謝されることが増える
- さまざまな働き方を選べる
くわしく解説します。
仕事にやりがいを持てる
好きなことを仕事にできるので、やりがいをもって働けます。
仕事にやりがいが持てると、充実した生活が送れますし、スキルアップも苦ではなくなります。
整理収アドバイザーを目指す人の中には
「先輩たちが活き活きとしている姿に憧れて、勉強をはじめた」
と言う人も。
1日の中で多くの時間を占める「仕事」を楽しめると、人生も楽しくなるでしょう。
お客様から感謝されることが増える
整理収納アドバイザーは、お客様から感謝されやすい仕事です。
ときには、部屋だけではなく、お客様自身の考え方も変化することもあります。
- 片づけが苦手と自信をなくしていた人が、一緒に片づけをしたら自信を持てるようになった
- 汚い部屋でもいいと思っていたお客様が片づけたら、掃除に目覚めた
そんな瞬間に立ち会えるのも、整理収納アドバイザーの醍醐味です。
さまざまな働き方を選べる
整理収納アドバイザーの働き方は、お客様の自宅へ訪問するだけではありません。
オンラインで相談を受けたり、講座を開いたり、多岐にわたります。
自分の得意不得意や、家庭の状況に合わせて働けるのも、大きなメリットです。
整理収納アドバイザーを目指す前に知っておきたいこと
整理収納アドバイザーは1級の資格を取らないと、「整理収納アドバイザー」と名乗ってお仕事はできません。
整理収納アドバイザーの資格を取る前に知っておきたいことをまとめました。
- 資格取得にかかる費用や時間
- 資格取得後、すぐに仕事がもらえるか
- 整理収納アドバイザーに求められるスキル
1つずつ解説します。
資格取得にかかる費用や時間を知っておこう
整理収納アドバイザーの資格は、2級・準1級・1級と、順番に取得する必要があります。
資格取得にかかる料金や時間を表にまとめました。
| 資格名 | 受講料 | 試験料 | 合計費用 | 受講時間 | 受験方法 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2級 | 24,700円（税込） | 試験なし（講座受講で取得可） | 24,700円 | 1日 | 認定講座受講で取得 | オンラインまたは対面受講 |
| 準1級 | 36,300円（税込） | 試験なし（講座受講で取得可） | 36,300円 | 2日間 | 認定講座受講で取得 | オンラインまたは対面受講 |
| 1級 | 32,670円（税込） ※一次試験+二次試験 セット価格 | 32,670円 | 筆記・プレゼン | 試験合格で取得 | 1次試験（筆記）→合格後に2次試験（プレゼン） |
費用や時間がかかるため、資格を目指すなら計画的に申し込みましょう。
資格を取るだけでは仕事にはならない
整理収納アドバイザーは、資格を取ったからといって、すぐに仕事がもらえるわけでもありません。
お客様を見つけたり、どんなサービスを提供するかを考えたりする必要があります。
「学んだ知識をどう活かすか？」がカギになる仕事です。
整理収納アドバイザーの仕事のはじめ方は、別の記事でくわしく解説しています。
整理収納アドバイザーに求められるスキルとは？
整理収納アドバイザーは、コミュニケーション力や提案力も必要です。
たとえば、お客様から相談を受けたら、悩みや希望を聞き取り、お部屋にあった整理方法や収納などを提案しなくてはいけません。
そのため
- 相手の話を否定せずに聞く
- わかりやすく伝える
など、片づけ以外のスキルも必要です。
整理収納アドバイザーに向いている人は工夫することが好きな人
片づけが好きな人、片づけで生活が変わった！
と実感している人は、整理収納アドバイザーに向いています。
「もう少し整理収納アドバイザーについて知りたい」と言う人は、ぜひ整理収納学園にもご参加ください、
すでに片づけをお仕事にしているアドバイザーが講師として、不定期に講座やイベントを開催しています。
無料で参加できるので、ぜひご検討ください。
