片づけをしたいけど途方に暮れているあなたへ│モノが多すぎる人のための整理術

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「部屋を片づけたいのに、どこから手をつければいいかわからない……」

モノが多すぎると、途方に暮れて動けなくなることはありませんか?

多くの現代人は、家事や仕事、育児や介護など、日々のタスクに忙殺されています。

そのうえ、モノが増えてしまうと、どこから整理すべきかわからなくなってしまいますよね。

しかし、途方に暮れていても、3つの手順の通りに動けば、片づけられるのです。

今回は、どうしたらいいかわからなくなった人向けの片づけのステップを解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

片づけで途方に暮れたとき 1.見える場所だけを整理する

片づけで途方に暮れたとき1.見える場所だけを整理する

「どこから手をつけていいかわからない」

と思っているときは、無意識で

  • 片づけを完璧にやらなくてはいけない
  • 手順をまちがえてはいけない

と考えている可能性があります。

目の前のモノを片づけるだけで、急に整理が進むケースもあります。

くわしく解説します。

目の前の場所を「手のひら2枚分」だけ片づける

まず、目の前の床やテーブルの上など

「手のひら2枚分くらいの範囲」

だけを片づけましょう。

部屋全体を見てしまうと、脳が情報過多になって、判断できなくなってしまいます。

「途方に暮れている」というのは、脳がフリーズしてしまった状態です。

とにかく、テーブルにある、明らかに要らないモノをゴミ袋に入れましょう。

空っぽのペットボトル、チラシはありませんか?

読みかけの本は一旦本棚へ、充電器などはまとめて引き出しにしまいましょう。

少しでもキレイな場所が生まれると、隣のスペースも片づけたくなるはずです。

目から入る情報を減らすとストレスも減る

次に、目に入りやすい場所を優先して整理してみましょう。

家でくつろぐとき、よく座る場所はありませんか?

座る場所からよく視界に入る箇所を片づけましょう。

例えばソファに座って、スマホをいじることが多いなら、ソファの足元から片づけます。

もしくは、ソファからまっすぐ見える「テレビのまわり」を整理してもいいですね。

視界に入りやすい場所がキレイになると、ストレスが大幅に減るため、片づけのモチベーションもアップします。

「できた」を実感することが、第一歩

最初は小さなスペースしか片づけられなくても、

「できた」

と実感することも大切です。

小さな達成感を積み重ねることで、いつの間にか家の中のモノが減ります。

どうしても家の中の片づけができない日は、最初はお財布の中のレシートだけでもOKです。

「できた」が次の行動をあと押ししてくれます。

片づけで途方に暮れたとき 2.『捨てる』より『分ける』に集中する

片づけで途方に暮れたとき2.『捨てる』より『分ける』に集中する

片づけの手が止まる最大の原因は「捨てなければならない」という強いプレッシャーです。

無理に捨てる必要はありません。

「捨てる」判断を一旦手放し、ただ「分ける」作業に徹すると、停滞していた片づけがスムーズに動き出します。

途方に暮れたときに試してほしいアクションを紹介します。

  • 「使う・使わない」に分ける
  • 保留箱を作る

一緒に確認しましょう。

「使う・使わない」に分けるだけ

「捨てる」と考えると、途端に整理ができなくなります。

そのため

「まずは、使っていないモノを分けるだけ」

と考えてみましょう。

捨てるための判断は、大きなストレスを感じる場合があります。

しかし「使っているかどうかを判断する」にフォーカスすると、

「処分してもいい」

と思えることもあります。

まずは、捨てるより分けるに集中しましょう。

保留箱を作る

使うかどうか迷うモノを入れる「保留箱」を用意しましょう。

無理に判断しようとすると、手が止まり、挫折の原因になります。

とくに子どもの作品やもらいモノなど、思い入れのあるモノは、すぐに判断できないケースが多いです。

いったん保留箱に入れて、1ヶ月後に見直すと、

「処分しよう」

「きちんと飾って保管しよう」

などと判断しやすくなります。

判断をあと回しにするのは、片づけにおいて大切な戦略です。

片づけで途方に暮れたとき 3.時間を区切ってやってみる

片づけで途方に暮れたとき3.時間を区切ってやってみる

片づけが億劫になる原因は、作業の終わりが見えない不安です。

時間を区切るとゴールが明確になり、短時間で最大の成果を生み出せます。

時間を味方につけて片づけを進めるポイントを3つ、ご紹介します。

  • 完璧を目指すより「まず動く」ことを意識する
  • タイマーを使えば、集中力がぐっと上がる
  • 毎日10分の片づけを習慣化する

くわしく見ていきましょう。

完璧を目指すより「まず動く」ことを意識する

どうしても体が動かない日は、まず動くことを意識しましょう。

少しで構いません。

目の前にある、モノを1つ、仕分けるだけでもOKです。

大切なのは

「この区画を完璧にキレイにしなければ」

という無意識の思い込みに気づくことです。

どんなに片づける区画を小さくしても、気持ちが乗らない日もあります。

そのようなときこそ、1つ片づけたら、自分をほめてあげましょう。

大事なのは「動いた自分」を認めてあげることです。

気持ちよく動く方法は、こちらの記事でも解説しています。

タイマーを使えば、集中力がぐっと上がる

片づける場所を区切るより、タイマーで時間を区切る方がうまくいくタイプもいます。

人間の脳は、時間制限があると効率的に行動しようとする習性があります。

区切る時間は、自分が動きやすい時間でOKですが、3~15分くらいで区切るのがオススメです。

15分以上になると、見通しがつかなくなり、面倒に感じるケースが多いからです。

毎日10分の片づけを習慣化する

時間で区切る方が向いている人なら、毎日10分程度の片づけを習慣化してしまいましょう。

毎日、10分片づけるだけで、

「自分は片づけられる人間だ」

という無意識の思い込みを育てられるからです。

子どもがいる家庭なら、音楽をつけて、親子で片づけをするのもいいですね。

片づけができなくて途方に暮れている人も変われます

小さな一歩を踏み出せたなら、キレイな部屋に近づけます。

途方に暮れている人ほど、エンジンがかかったら片づけが進められる場合もあります。

それでもどうしても体が動かない人は、整理収納学園に参加しませんか?

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