「引っ越しをするついでに、モノを片づけたい。」
「荷物が多すぎて、モノを手放さないと引っ越しが大変すぎる……。」
引っ越しで1番大変なのが、新居にモノをもっていくことですよね。
せっかくモノをすべて出すのであれば、整理もしてしまいましょう!
今回は
- 引っ越し前に片づけをするための手順
- 引っ越しの際に片づけをするメリット
- 引っ越し時に片づけをするコツ
について解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
引っ越しと同時に片づけをするための3ステップ
まずは、引っ越しの準備をしながら、片づけをする手順を見ていきましょう。
- 1か所ずつ全部取り出す
- 使うか、使わないか、検討中かに分ける
- 保留にしたモノを検討する
1つずつ解説します。
1か所ずつ全部取り出す
まずは1か所ずつ、すべてのモノを出してみましょう。
あちこちの収納場所をいっぺんにやろうとすると、モノがあふれてしまい、手がつけられなくなります。
収納場所からモノ出してみると、想像以上の量にびっくりするはず。
忘れていたモノたちにも気づけます。
1か所ずつモノを出しながら、自分の目で量を確かめましょう。
3種類に分ける
収納場所からすべて出したら、
- 必要なモノ(最近使っているモノ)
- 使っていないモノ
- 保留(必要かどうか決められないモノ)
の3種類に分けていきます。
必要なモノは、梱包して新居にもっていかなくてはいけません。
「必要なモノ」と判断したモノが多すぎると、梱包しなくてはいけないモノが増えてしまいます。
そう考えると、必要だと思っていたけど実は不要だったモノもたくさん出てくるはず。
すぐに判断できないモノは保留にして、深く考えすぎず、テキパキと仕分けていきましょう。
保留にしたものを検討する
最後に、保留にしたモノを新居にもっていくかどうかを検討します。
判断基準の例として
- 最近使ったかどうか
- 似たようなモノを持っていないか
- 再度購入できるモノか
という視点で考えると、要不要が見分けやすくなります。
ただし思い出深くて手放せないモノは、ムリに捨てなくても大丈夫。
新居の収納場所に収まるように、必要なモノだけを選ぶようにしましょう。
引っ越しで片づけと一緒にする4つのメリット
引っ越しの際に片づけをすると、大きなメリットがあります。
- 引っ越し後の片づけが楽になる
- 引っ越しの料金が安くなる
- 忘れていた持ち物を見直せる
くわしくみていきましょう。
引っ越し後の片づけがラクになる
整理をしてモノが減れば、荷ほどきの負担も少なくなります。
引っ越しは、想像以上に時間も体力も必要な仕事です。
しかし梱包する前にモノを整理しておけば、新居についてからラクができます。
引っ越したあと、少しでも早く日常に戻るためにも、モノの整理をしておきましょう。
引っ越しの料金が安くなる
不要なモノをあらかじめ処分しておくと、引っ越し料金がおさえられます。
引っ越し業者の場合、モノの量に比例して料金が上がるパターンが多いです。
また、引っ越しに必要な段ボールの購入数も増えてしまいます。
梱包前にモノを整理して減らしておくだけで、引っ越し料金の節約にもなります。
忘れていた持ち物を見直せる
引っ越しをするときは、収納の中身をすべて出さなくてはいけません。
すべて出すということは、自分が忘れていたモノを見直せるチャンスでもあります。
片づけの大切なポイントは、
忘れていたモノをこれからどうするか
を決めること。
たとえば
- ふだん使わない裁縫道具
- 100均でなんとなく買った食器
これらは新居にもっていきたいですか?
今後も持ち続けていたいですか?
モノをすべて出さなくてはいけない引っ越しだからこそ、忘れていたモノたちのこれからを考えるチャンスが生まれます。
引っ越しをしながら片づけをするコツ
「引っ越しと片づけを一緒にやるといいのは分かったけど、忙しいからムリ……。」
という方向けに、効率よく片づけができるコツを3つ、ご紹介します。
- 関連するモノは一緒に処分する
- 保留したモノたちは決断する期限を決める
- デジタルで保管できないか考える
1つずつ解説します。
関連するモノは一緒に処分する
「いらない」と判断したモノが出てきたら、関連するモノもいっしょに手放します。
たとえば
- 衣類ならハンガー
- 書類なら収納ファイル
- 古いスマホなら一緒についてきた充電コード
など。
とくに収納グッズは要注意。
モノの数以上に収納グッズを持つ必要はありません。
関連するアイテムはセットで手放しましょう。
保留したモノたちは決断する期限を決める
保留にしたモノは、引っ越し前に改めて判断する日を設定します。
オススメは、すべての荷物を整理してから、もう一度保留にしたモノを見直すこと。
片づけを進めていくうちに、知らず知らずのうちに「判断する力」が育っています。
保留と判断したモノをあとから見直すと「やっぱり必要なかった」と判断できる場合が多いのです。
デジタルで保管できないか考える
手放しにくいモノの代表は、思い出の品。
子どもが作った工作や賞状、大切な人からの頂き物などは、なかなか捨てられないですよね。
処分しにくいモノは、デジタル化して保管できないか検討してみましょう。
画像データに残しておけば収納スペースも必要ありません。
年代ごとにフォルダ分けすれば、さらに見返しやすくなります。
捨てにくい思い出の品は、デジタル保管も検討してみましょう。
引っ越しを機に片づけをして気持ちのいい生活を送ろう
引っ越しと片づけを一緒に行う手順について解説しました。
モノが多くて生活を変えたいなら、引っ越しはベストなタイミングです。
引っ越しというイベントを機に、片づけで生活を変えてみませんか?
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