収納が使いづらいと思ったら見直してほしいチェックポイント4選

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「せっかく整理して収納まで頑張ったのに、どこか使いづらい。」

「出し入れが面倒で、元に戻せない。」

収納は、カンタンなようでコツが必要です。

今回は

収納が使いづらいと思ったら見直してほしい4つのチェックポイント

をご紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

収納の使いづらさチェック1.「見た目重視」になっていないか見直そう

収納の使いづらさチェック1.「見た目重視」になっていないか見直そう

雑誌で紹介されている収納は美しいですが、自分の家には合わないこともあります。

見た目を優先すると、モノを取り出しにくかったり、片づけが負担に感じられたりするためです。

使いやすさを左右するポイントを、1つずつ確認していきましょう。

見た目重視だと「使いにくさ」に気づけない

ナチュラルなブランドの棚、ポップな海外の家具……。

見た目重視で、収納グッズを選んでいませんか?

  • モノがはみ出している
  • 使いやすい場所にしまえていない

とう場合は、収納の量や形が合っていない可能性があります。

見た目のきれいさも大事ですが、「使いやすさ」を基準に選んだかどうかを確認しましょう。

「見せる収納」がストレスになっていないか

見せる収納は、上級者向けです。

常にキレイに整えておく必要があったり、ホコリがたまりやすかったり、こまめなお手入れが必要です。

たとえば、台所に置いている調味料のビン。

台所は油ハネが多いので、油とホコリが混じったガンコな汚れが付きやすい場所です。

そのため、こまめに掃除ができないなら、引き出しにしまったほうがキレイを保ちやすい場所です。

収納初心者や忙しい人ほど、隠す収納を取り入れるといいでしょう。

細かく分けすぎていないか

カンペキさを求めるあまり、モノの場所を細かく分けている人もいます。

きちんと整頓された引き出しは美しいですが、細かく指定すると、自分や家族の性格に合わない場合があります。

  • 引き出しの大きなスペースは、ボールペンも鉛筆も入れてもOK
  • おもちゃはボックスにポンポン放り込む

など、少し緩めの収納ルールのほうが、キレイな状態が続きます。

収納の使いづらさチェック2.「動線」と「頻度」を見直す

収納の使いづらさチェック2.「動線」と「頻度」を見直す

収納は見た目よりも、生活の動線やモノを使う頻度も大切です。

動線と頻度を見直すコツを3つ、紹介します。

  • よく使うモノほど「手前」に配置しているか
  • 取り出しにくい・戻しにくい収納になっていないか
  • 「行動の流れ」を逆算して収納を設計しているか

くわしく見ていきましょう。

よく使うモノほど「手前」に配置しているか

日常的によく使うモノは、収納場所の中でも、手に取りやすいところへ収納しましょう。

奥のほうや、手の届かないくらい高いところに置くと「取り出す・戻す」動作がストレスになり、モノが出しっぱなしになりやすいのです。

よく使うモノは

  • 手前
  • 腰から胸くらいの高さ

の場所にしまうと、使いやすくなります。

個人差もありますが、週4回以上使うモノは「よく使うモノ」と判断していいでしょう。

使う頻度としまう場所を見直すだけで、使いやすい収納になります。

取り出しにくい・戻しにくい収納になっていないか

収納は、取り出しやすさや戻しやすさも大切です。

  • 上にバックが置かれている収納ボックス
  • 手前にモノが置かれている引き出し

戻しにくい収納場所のモノは、出しっぱなしになる可能性が高くなります。

ただし、あまり使わないモノを入れている収納ボックスであれば、戻しにくい場所にあっても問題ありません。

使う頻度と共に、収納の置き場所を確認しましょう。

「行動の流れ」を逆算して収納を設計しているか

毎日の生活は、無意識の動作の積み重ねです。

収納も、動きを邪魔しない仕組みにすると心地よく使えます。

たとえば帰宅してコートをハンガーにかける、鍵を置く習慣があるなら、近い場所にコートのハンガーと鍵置き場を作ると、スムーズに進められます。

収納に迷ったら、モノを使う場所の近くに置き場を作ることがおすすめです。

収納の使いづらさチェック3.「家族が使いやすい」になっているかチェック

収納の使いづらさチェック3.「家族が使いやすい」になっているかチェック

収納は生活の一部なので、家族が迷わず使えることも大切なポイントです。

ルールが共有されていなかったり、ラベルのない収納ボックスばかりだったりすると、家族みんながストレスを感じてしまいます。

家族目線で見直すポイントは3つです。

  • 家族にとってもわかりやすい収納になっているか
  • ラベリングの力は想像以上に大きい
  • 誰が使うかで配置場所を見直す

くわしく見ていきましょう。

家族にとってもわかりやすい収納になっているか

収納は「誰にでもわかる」ことが大切です。

自分の基準で収納を決めると、家族にとって「どこに」「何が」あるかわかりにくくなります。

せっかくおもちゃのボックスを作っても、子どもや夫がおもちゃを入れる場所がわからなければ、ママが1人で片づけなくてはいけなせん。

家族みんなが迷わず使える収納を意識すれば、暮らしがラクになります。

ラベリングの力は想像以上に大きい

収納にラベルを付けていますか?

ラベルがないと、家族がどこに片づければいいのか分からなくなったり、ママ1人に負担がかかったりします。

おもちゃや日用品など、家族で共有するものだけでもラベルを貼ってみてはいかがでしょうか?

小さな子どもがいる家庭では、文字ではなく写真ラベルを使えば、文字が読めなくても片づけの習慣が身につきます。

ラベル作りはひと手間かかりますが、その後の片づけがぐっとラクになります。

誰が使うかで配置場所を見直す

収納は「使う人に合わせて」配置することが大切です。

身長や力の差で、同じ収納でも使いやすさが大きく変わるためです。

子どもがよく使うおもちゃなのに、手の届かないところに収納すると、出すのも片づけもすべて大人がやらなくてはいけません。

また、女性がよく使うモノなのに、開けるのに力が必要な収納ボックスに入れるのは得策ではないでしょう。

収納場所や収納グッズは、必ず「誰が使うか」を基準に選びましょう。

収納の使いづらさチェック4.収納グッズを優先して考えていないか

収納の使いづらさチェック4.収納グッズを優先して考えていないか

収納づくりは、グッズより先にモノの量・置き場所・動線を整えることが大切です。

きれいな部屋で暮らすための収納だったのに、便利そうなグッズを買うことが目的になっていませんか?

見直すポイントを2つ紹介します。

  • 便利そうだからとすぐに飛びつかない
  • なくても困らない収納グッズは手放す

くわしく見ていきましょう。

便利そうだからとすぐに飛びつかない

好奇心が旺盛な人だと、便利な収納グッズに惹かれて買ってしまいますよね。

しかし、大事なのは、自分の部屋に合っているかどうか。

買ったのに使っていない収納グッズのせいで、かえって散らかってしまうパターンもよくあります。

購入前に、置く予定の場所を採寸

  • 何を収納する予定なのか
  • 本当に収納グッズが必要なのか

確認するクセをつけましょう。

なくても困らない収納グッズは手放してOK

モノは減らしたのに、収納グッズを減らさない人もいます。

「いつかモノが増えたときに使うかもしれない。」

「捨ててから必要になるかもしれない…。」

実は、使っていない収納グッズのせいで散らかっていることもあります。

  • クローゼットにある使わなくなったハンガー
  • 空っぽになったカラーボックス

なくても困らない収納グッズは、手放しましょう。

収納が使いづらいと思ったらポイントを踏まえて見直そう

収納は、頑張りすぎると、つい目的を見誤ってしまいがちです。

今回ご紹介したポイントを元に、見直してみてくださいね。

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