「がんばって片づけたのに、もう散らかってしまった……。」
「片づけたあとにリバウンドしない方法が知りたい。」
片づけてもすぐに散らかってしまうと、がっかりしますよね。
キレイな状態をムリなくキープしたいのに、うまくいかないというご家庭も多いでしょう。
今回は、片づけ後にリバウンドをしてしまう原因と対策について解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね!
片づけをしたのにリバウンドしてしまう原因3選
片づけ後にまた散らかってしまう原因は3つあります。
- 収納が細かすぎる
- あと回しにするクセがついている
- 片づける場所を考える前に買い物をしている
1つずつ解説します。
収納が細かすぎる
収納を細かくわけすぎていると、リバウンドをしやすくなります。
元に戻す作業が面倒になり、モノを出しっぱなしにしやすいからです。
たとえば、単色ボールペンと多色ボールペンを種類ごとにわけていたり、消しゴムを1つずつ区切って収納するなど、細かい収納になっていませんか?
モノの住所を作るのは大事ですが、あまりに細かいと家族が元に戻せなくなる可能性も。
モノの置き場所を作ったのに散らかってしまうようなら、分類が細かすぎないか確認しましょう。
あと回しにするクセがついている
「あとでやろう」が習慣になっている場合も、散らかりやすくなります。
あと回しクセは、無意識に心に負担をかけています。
「あとでやろうと思ったけれど、量が多いから面倒くさい。でもやらなきゃ……。」
置きっぱなしのモノを見るたびにストレスが溜まり、また先送り。
そのうち、取り返しのつかないところまで散らかってしまいます。
また使うだろうと出したままのハサミや、「夜また読もう」と置きっぱなしにしている書籍などはありませんか?
片づけをしたのにリバウンドをしてしまうなら、あと回しクセがないか振り返ってみましょう。
片づける場所を考えずに買い物をしている
片づけるスペースを考えずに買い物をしていると、散らかる原因になります。
モノを買うと、置き場所が必要になります。
しかしすぐに散らかりやすい人は、置き場所を考えずに買い物をしている可能性が高いです。
買い物の前に置き場所を考えるのは面倒くさい、という人は、1つ買ったら1つ手放す、と決めるだけでも効果があります。
片づけをしたあとリバウンドしないための収納方法
リバウンドをしないためには、収納も大切です。
片づけたあと、散らかりにくい状態を保ちやすくなる収納のポイントを3つ紹介します。
- 収納は7割くらいにおさめる
- 少ない手順で片づけられるようにする
- 使用頻度ごとにしまう場所を決める
くわしく見ていきましょう。
収納は7割くらいにする
収納は詰め込まず、余裕のある状態を作りましょう。
理想は、3割くらいの余裕を持たせること。
生活をしていれば、仕事道具を持ち帰ったり、食品や消耗品を買いすぎてしまうときもあるでしょう。
しかし収納場所がすべて埋まっていたら、床に置かざるをえません。
床置きは、散らかる原因の1つです。
棚や引き出しは、常に少し空きスペースがある状態を保ちましょう。
少ない手順で片づけられるようにする
片づけるまでの手数を減らすような収納も大切です。
手順が多いと、片づけが面倒になり、リバウンドをしやすくなります。
文房具は、引き出しを開けて、ざっくり仕分けたボックスに入れるだけ。
おもちゃは専用のボックスに入れて、ふたを閉めるだけ。
など、ラクに片づけられる収納にすると散らかりにくくなります。
使用頻度でしまう場所を決める
しまう場所は、使う頻度によって変えましょう。
使用頻度ごとに収納場所を決めることで、管理しやすくなります。
食器なら
- 毎日使うコップは食器棚の手前にしまう
- 月に1回しか使わない来客用のコップは奥の方にしまう
などの工夫をするだけで、片づけやすくなります。
片づけのリバウンドを防ぐ3つの習慣
片づけたあと、よりリバウンドを防ぐための習慣も紹介します。
- 月に1回、見直す日を作る
- 家族のスペースに個人のモノを置かない
- 出したらしまうを徹底する
1つずつ解説します。
月に1回、いらないモノを見直す日を作る
1か月に1回くらいの頻度で、不要品を見直す習慣があるとリバウンドしにくくなります。
どんなに気をつけていても、生活をしていればモノは増えてしまいます。
しかし、毎日不用品をチェックするのはむずかしいですよね。
月に1回、見直すだけでも充分効果があります。
使わない試供品やお刺身についていた醤油パックなどはありませんか?
月末の日曜日、毎月1日、など区切りのいい日に不用品を見直すようにすると、散らからない部屋が保てます。
家族との共有場所に個人のモノを置かない
家族とのスペースに個人のモノを置かなことも大切です。
家族との共有場所とは
- リビング
- 玄関
- キッチン
などを指します。
- 子どもがリビングで勉強をしたら、文房具などは自分の部屋に戻す
- 食後に読んでいたママの雑誌は自分の本棚に戻す
- パパの趣味のゲームも、使い終わったら自室に持っていく
など、家族みんなが気をつけると「いつの間にか散らかっている」という事態を防げます。
「出したらしまう」習慣を徹底する
最後に当たり前のようで、意外と続かない「出したらしまう」の習慣です。
モノを出して使ったら、元に戻す。
これを徹底するだけで、キレイな部屋を保ちやすくなります。
- 家に帰ったら上着をソファに置かずに、すぐにクローゼットなどに入れる
- 飲み終えたコップはテーブルではなくキッチンに持っていく
など、一つひとつの動作に気をつけるだけでリバウンドしにくい部屋になります。
片づけてもリバウンドしそうなら、正しい知識を身につけてから片づける
今回は、片づけてもリバウンドをしてしまう原因と対策について解説しました。
片づけの正しい知識を学んで実践するだけで、リバウンドせずキレイな状態が進みます。
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