「ハンドメイドが好き。でも、材料がどんどん増えてしまって片づかない……」
「作業スペースが散らかっていると、家族から冷たい目で見られることもあって……」
ハンドメイドを楽しむうちに、道具や細かい材料が増えていくのはよくある悩みです。
せっかくの趣味、片づけにストレスを感じずに続けたいですよね。
この記事では、
- ハンドメイドのツールや材料を片づけるコツ
- 材料別にオススメの収納方法
を解説していきます。
片づけながら、気持ちよく作品づくりを楽しんでくださいね。
ハンドメイド用品を上手に整理収納するための4つのコツ

「ハンドメイドを楽しんでいると、いつのまにか道具や材料が増えて散らかってしまう……」
ハンドメイド用品は、ポイントを押さえた収納をするだけで、驚くほど片づきやすくなります。
片づけのプロが実践している、4つのコツを紹介します。
プロの整理収納の考え方は、こちらの記事でもくわしく解説しています。
「出す→作る→しまう」を1ヶ所にまとめる
ハンドメイドの場合は、道具も材料も、作業場の近くにまとめるといいでしょう。
作業と収納の動線を一つにまとめることで、動きが最小限になるというメリットがります。
例えば、よく作業をするテーブルの近くに道具類を置いたり、座ったまま引き出せる収納ボックスを設置したり。
つまり「使ったらすぐ戻せる」仕組みができれば、散らかる時間そのものが減っていきます。
「頻度」で収納場所を決める
使う頻度によって、しまう場所も変えましょう。
よく使う道具は、腰~目の高さである「ゴールデンゾーン」に収納すると、ストレスが減ります。
逆に、たまにしか使わないものや、余ってしまった布などは、高い位置や奥の方にしまいます。
使用頻度によってしまう場所を変えると、作業に取り掛かるまでのスピードがアップします。
隠す収納でごちゃつきを見せない
細かい材料は「隠す収納」にすると空間がスッキリします。
ハンドメイドは、小物が多くなりがちですよね。
可愛いアイテムばかりなので、見せる収納に挑戦したくなる人も多いですが、オープンな収納は上級者向けです。
片づけや収納が得意ではない人は、隠す収納から始めてみましょう。
- 布は蓋フタ付きボックスへしまい、ラベルで中身を管理
- 糸やアクセサリーはカーテン付きの棚にしまう
など、外から見えにくくするだけで、散らかった印象がなくなります。
家族との共有空間でも快適!ハンドメイド専用カートでアトリエ化
自分の部屋はなく、リビングなど家族の共有スペースで趣味を楽しむ人もいますよね。
リビングで作業をする場合でも、収納ルールを決めれば快適になります。
コツは家族のモノと混ぜておかないこと。
オススメは、ハンドメイド用品の専用カートを作ることです。
ダイニングテーブルでもソファでも、作業したいところにカートを引いてくれば、あっという間に自分だけのアトリエの出来上がりです。
種類別で解決!ハンドメイド材料の整理収納アイデア

ハンドメイド材料は種類もサイズもバラバラで、収納に悩む人が多いですよね。
ここでは、材料別に収納しやすくなるコツを紹介します。
使いやすさも見た目のスッキリ感も両方叶えましょう!
- 布は「畳む×立てる」
- 糸やボタンは小分けとラベルでわかりやすく
- 道具類はワンアクションで取り出せるように
くわしく解説します。
布は「畳む×立てる」が鉄則
増えがちな布は立てて収納すると、一目で分かり、取り出しやすくなります。
洋服のようにたたんだ布を積み重ねるだけだと、下の方の布が取り出せず、探す手間が増えてしまいます。
大きくない布なら、無印良品で売られているようなファイルボックスなどが便利です。
色や柄で分類し、立てて収納することで、「どこに何があるか」がすぐに分かる環境が整います。
糸やボタンは小分け+ラベルで片づける
ゴチャつきがちな糸やボタンは、種類別に分けましょう。
100円ショップで売られているビンやボックスなどを活用すると便利です。
コツはラベルを貼ること。
小物は、すぐに種類が増えてしまうので、パッと見て分かるようにすると作業がしやすくなります。
道具類はワンアクション収納が便利
よく使うハサミやカッターは、ワンアクションで取り出せることが重要です。
使うたびに手間がかかると、戻すのが面倒で出しっぱなしになりやすいのです。
ボックスやペン立てなどを活用すると、ワンアクションで取り出せます。
片づけが苦にならない仕組みがあれば、趣味ももっと楽しめるようになります。
ハンドメイドを長く楽しむためにも整理収納を工夫しよう
整理された収納は、モチベーションと時間のゆとりを生みます。
小さな工夫で、自宅に自分だけのアトリエを作りましょう。
1人ではうまく整理できない、片づけのヒントが欲しい人は、整理収納学園で学びませんか?
プロに質問できる場もあります。
ご参加をお待ちしております。