家族が片づけてくれません!片づけられない人とうまく暮らすための方法

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「片づけたいのに、家族が協力的ではないから、なかなかキレイな部屋にならない」

「整理収納が苦手な家族に、片づけを協力してもらうための方法が知りたい」

片づけの苦手な家族がいると、整理収納に協力してもらえず、大変ですよね。

今回は

  • 片づけの苦手な家族がいるときの対処法
  • 片づけが苦手な人の特徴

などを解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

片づけられない人と暮らすのが大変!「片づけて」と言っても効果がない4つの理由

片づけてくれない家族が目の前にいると、つい「片づけて」と言ってしまいますよね。

実は「片づけて」というお願いは、片づけが苦手な人にとってあまり効果がありません。

効果がない理由を4つ紹介します。

「片づけて!」はあいまいだから

「片づて」という言葉は、人によって認識がちがいます。

とくに片づけが苦手な人は

「片づけるって、モノを1ヶ所にまとめたらいいの?」

「どこまでやったら片づけられたと言えるの?」

などと混乱することもあります。

「テーブルの本は自分の部屋の本棚にしまってね。」

「飲み終わったコップはシンクに置いてね。」

と具体的に指示をしないと伝わらないのです。

「散らかっている」感覚は人によって違う

汚い、散らかっている、と感じるレベルは、人それぞれです。

そのため、片づけられない人は「片づけなきゃ」と思っていない場合もあります。

床に置かれている雑誌を見ても、「すぐに手に取れるので床置きの方が便利だ」と思っているかもしれません。

このようなケースは一ヶ所でもキレイな場所を作り

「片づくと気持ちがいいね」

ポジティブな気持ちを伝え続けてみましょう。

少しずつ価値観が共有されます。

片づけを「指示される」とやる気がなくなる

なかには「指示をされるとやる気がなくなる」という人もいます。

指示をされる側からすると「やらされている感」が強くなりがちです。

「片づけて」ではなく「いっしょに片づけよう」と誘うような形で声をかけると、相手も動きやすくなります。

「片づけ=捨てる」だと思っている

片づけが苦手な人は「捨てる」ことに抵抗がある場合も多いです。

そのため、片づけと言われると「何かを捨てなくてはいけないのでは?」と怖さを感じて動けなくなってしまうのです。

対策として「捨てる」ではなく「分ける」からスタートだということを伝えます。

そして迷ったら取っておける保留ボックスも用意し、「捨てる」以外の選択肢もあることも提示。

これで、捨てることに抵抗がある人でも片づけやすくなります。

片づけられない人と暮らすなら知っておきたい│整理が苦手な人の特徴3つ

片づけが苦手な人のなかには、片づけの方法がわからないだけ、というケースもあります。

普段から片づけをしている人にとっては

「なんでこんなことがわからないの?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし片づける力には個人差があるのです。

詳しく解説します。

どこに何を戻せばいいかわからない

モノは住所を決め、定位置に戻せばあまり散らかりません。

しかし、家族だと定位置がわかっていない場合もあります。

しかも仕事や学校から疲れて帰ってきてから、モノの定位置を思い出すのは億劫に感じているかもしれません。

誰が見てもすぐにわかるように、収納場所にラベルを貼ったり、写真を貼ったり、わかりやすくしましょう。

片づけの優先順位が低い

「片づけたくないわけではないんだけれど……」

という家族の場合、片づけの優先順位が低い場合もあります。

趣味や勉強など、ほかにやりたいこと・やるべきことがあるときは、片づけがあと回しになってしまうのです。

優先順位は、本人がその気にならないと大きく変化はしません。

そのため、片づけるように仕向けるより、環境作りに力を入れるほうがいいでしょう。

たとえば、忙しい夫なら、夫専用のボックスを置いて、普段置きっぱなしになりがちなモノを入れてもらってはいかがでしょうか?

  • ソファの背にかけっぱなしの上着
  • ぬぎっぱなしの靴下

など、とにかくポイポイと入れてもらう。

あとから仕分けて元の場所に戻さないといけませんが、そこらへんに置きっぱなしなるよりはマシです。

片づけの優先順位が低い家族には、専用のボックスを作るのも1つの方法です。

片づけられない家族とストレスなく暮らすための向き合い方

片づけない家族に「片づけてもらおう」とすると、お互いにストレスが溜まります。

そのため、環境を作ったり、守りやすいルールを作ったり、いつの間にか片づけられるように工夫をするとスムーズに進みます。

1つずつ解説します。

「片づけてもらう」ではなく、「片づけやすくする」

ここまで見ていただいてわかるように「片づけなさい!」というよりも、環境作りに力を入れたほうが効率的です。

片づけられない家族が、いつも無意識にモノを置く場所はありませんか?

無意識に置いてしまう場所に収納ボックスを置くと、いつの間にか片づけられるようになることもあります。

また、収納スペースにラベルを貼って、わかりやすくする対策も環境作りの1つです。

環境を作るだけで片づけられるようになる人もいるので、侮れません。

片づけのルールはカンタンにする

すべてきちんと収納してほしい!と思うと、お互いに息苦しくなります。

片づけられない家族がいる家庭なら、片づけのルールはできるだけカンタンにしましょう。

  • 洗濯物はかごに入れるだけ
  • 使った書類は挟むだけ
  • レシートは箱に入れるだけ

など、ワンステップで片づけられるようにすると、散らかりにくくなります。

片づけられない家族と暮らすなら「片づけやすい仕組み」を作ると効率的

片づけの苦手な家族は、注意するより仕組みを作ったほうが効果的です。

また少しずつキレイな個所が増えていくにつれ、片づけたくなる人も多いです。

仕組みを作り、キレイな場所を増やすことで、家族が動いてくれるようになります。

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