「モノを減らしたいけれど、捨てられない。」
「片づけているつもりだけど、モノが多くて過ごしやすい部屋にならない。」
片づけをするうえで、とても大事な工程がモノの処分。
しかし、捨てることが苦手な人って多いですよね。
今回はモノを捨てるメリットやコツについて解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
片づけでモノを捨てる3つのメリットを紹介します
捨てることが苦手な人は、モノを減らさずに片づけようとしますが、それでは上手くいきません。
散らかった部屋に住んでいるほとんどの人は、モノを持ちすぎています。
まずは、モノを捨てるメリットを確認してみましょう。
- 気持ちがラクになる
- 時間が増える
- 無駄なモノを買わなくなる
くわしく解説します。
気持ちがラクになる
1番大きなメリットは、気持ちがラクになること。
モノが多いと、気が散り、好きでもないモノに囲まれて暮らすので、知らないうちにストレスをたまっています。
モノを減らしてみると
「リラックスできるようになった」
とおっしゃる人も多いです。
なんとなく疲れが取れない人は、モノを減らすだけで生活が変わるかもしれません。
時間が増える
モノが減ると、「どこに」「なにが」あるのかわかりやすくなり、探しモノの時間が減ります。
たとえば1日10分、モノを探していたら、1か月で300分時間も探しモノに時間を使っていることになります。
探しモノの時間がなくなるだけで、1か月2時間半も自由な時間が生まれるのです。
モノを減らすことで、ゆとりのある生活に近づけます。
無駄なモノを買わなくなる
- セールで安いから
- 流行りだから
という理由で洋服やアクセサリーなどを買って、結局使わなかった……という経験はありませんか?
モノを減らしていくうちに、自分にとって「なにが必要で」「なにが不要か」がわかります。
よく「片づけをするとお金が貯まる」と言われるのは、モノを捨てていく過程で価値観が定まり、無駄な買い物が減るから。
出費が気がかりな人ほど、モノを捨てると生活にいい変化が生まれます。
片づけが苦手な人ほどモノを捨てられない3つの理由
片づけが苦手な人は、なぜモノを捨てられないのでしょうか?
大きく3つの理由が考えられます。
- 後悔をしたくない
- 思い出の品だから
- 捨て方がわからない
1つずつ解説します。
後悔をしたくない
モノを貯めこみがちな人は
「捨てて後悔したくない」
という考えを持っています。
- 今は使っていないけれど、必要になったら……
- やっぱり捨てなければよかったと思うのでは……
迷うときは、保留ボックスを用意するといいでしょう。
決断できないモノを入れて、しばらく保管しておくための箱です。
保留ボックスに入れても生活に問題がないモノは、あなたにとって不要なモノです。
保管期間が過ぎたら、処分しましょう。
思い出の品だから
手放しにくいモノの代表として、思い入れの強い品があります。
- 子どもが小さいころ作った工作
- 初めての給与で購入した洋服
しまいこんだままになっていませんか?
思い出の品は、マイルールを決めるといいでしょう。
写真を撮ってデジタルで保管したり、思い出ボックスに入る量だけ残すなど、いろいろな方法があります。
子どもの作品の片づけ方は別の記事でも解説しています。
捨て方がわからない
処分方法がわからないため、捨てられないという人もいます。
- 使ったけど匂いが苦手だった柔軟剤
- 切れ味の悪くなった包丁
- 使わなくなった布団
処分の方法は、ネットで調べればすぐにわかります。
意外とカンタンに処分できる場合もあるので、1度検索してみるといいでしょう。
片づけで捨てやすくするコツ
捨てることが苦手でも、コツを抑えればモノを減らせるようになります。
今回は、3つのコツを紹介します。
- 手元にとっておくモノを選ぶ
- 手放す基準を決める
- 3秒以内に決断する
くわしく見ていきましょう。
捨てるモノではなく手元に置くモノを選ぶ
捨てるモノではなく、手元に置くモノを選ぶつもりで片づけましょう。
人は、自分の持っているモノを手放すとき、心に痛みを感じます。
そのため片づけのときは
「なにと一緒に生活したいか」
「自分の理想の部屋に置きたいモノか」
という視点で、手元に残すモノを選びましょう。
いつの間にか、過ごしやすい部屋に変化しているはずです。
捨てる基準を決める
捨てる基準を決めると、より片づけが進めやすくなります。
とくに、期間や使った回数など、数字で基準を決めると迷いにくくなります。
- 1年以内に使っていないモノは処分する
- 2学年前の子どもの教科書は手放す
捨てる基準があると片づけもはかどります。
3秒以内に決める
できれば、手に取ったモノは3秒以内に決断しましょう。
長く悩んでも判断できず、脳が疲れるだけということも多いからです。
即決できないモノは、保留ボックスに入れて、あとからゆっくり考えれば大丈夫です。
3秒以内で決めるのがむずかしい人も、即決するように心がけるだけで、片づけがスムーズに進みます。
片づけは捨てるより手放すと考えるほうがいい
今回は、モノを減らす大切さについて解説しました。
手軽になんでも買える現代は、意識しないとすぐにモノが増えてしまいます。
使わないモノや、必要のないモノは、定期的に見直して手放していきましょう。
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