片づけたのにモノが減らないのはなぜ?見逃しがちな4つの原因を解説

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「片づけたのになぜかモノが減っていない……」

「スッキリした部屋にならない」

先日、がんばって片づけたつもりなのにモノが減らないというお悩みを伺いました。

片づけているつもりだけど、実は片づけられていなかった……。

ということはよくあります。

今回は、

  • 片づけてもモノが減らない原因
  • モノを減らすための対処法

について解説します。

ぜひ、参考にしてくださいね!

片づけてもモノが減らない4つの原因│無意識にやっていることありませんか?

片づけたのにモノが減らない場合、無意識に行っていることが原因かもしれません。

主な原因として

  • 収納を増やして片づけようとしている
  • 捨てる基準がまちがっている
  • 処分した以上にモノを買っている

などが考えられます。

くわしく見てみましょう。

捨てずに収納で何とかしようとしている 

モノが減らないときは、収納の工夫だけで片づけようとしている場合があります。

片づかない原因の多くは、モノを多く持ちすぎているから。

使わないものを手放さないと、モノは減りません。

しかし

収納を増やして、はみ出しているモノをしまえばOK!

と考えている人もいます。

使っていないモノを処分すれば、収納を増やさなくても片づけられるかもしれません。

収納の前に、まずは不要なモノを整理するようにしましょう。

捨てる基準がまちがえている

モノが減らないのは、捨てる基準がまちがっている場合もあります。

まだ使えるから、などという基準で要・不要の判断をしていると、理想の部屋から遠ざかってしまいます。

たとえば

  • 2年以内に使っていないものは手放す
  • 1年以内に使う予定がないモノは一旦処分する

など、基準を明確にすると必要以上にモノを持たなくなります。

処分した分以上のモノを増やしている

せっかくできたスペースを埋めるように、モノを買ってしまう人もいます。

当たり前ですが、処分した数以上に買っていたらモノは減りません。

キレイな部屋をキープするためには、家の中に入れるモノも厳選する必要があります。

片づけを後回しにしている

「片づけをしないと……」

と言いながら少しだけ手をつけて、後回しにしている場合もあります。

忙しいと、片づけの優先順位は低くなりがちです。

先送りにしがちな人は、1日1つずつ、不要なモノを手放していくといいでしょう。

後回しへの対処法は、こちらの記事でもくわしく解説しています。

片づけてもモノが減らないのは判断基準があいまいだから

モノを減らない大きな原因は、残しておくモノの判断基準があいまいだからです。

明確な基準が決まっていないと、ついすべてのモノを手元に残しておきがちです。

  • 自分にとっての理想の暮らしとは?
  • どんなモノといっしょに過ごしたい?

など、自分に問いかけながら捨てる基準を決めるとモノを減らしやすくなります。

しかし、自力で捨てる基準を決めるのはむずかしい場合もありますよね。

使いやすい「手放す基準」を3つ紹介します。

使っていないもの

最優先に手放してほしいのが「使っていないモノ」。

  • 1年以内に使っていないモノ
  • 3年間手に取っていないモノ

など期限を決めると、手放しやすくなります。

とくに思い入れの少ないモノに効果的です。

もう一度ほしいと思えないモノ

手放したあとにもう1度買おうと思えないモノも、処分しましょう。

人は持っているモノを手放したくない、という本能があります。

仮に価値のないモノでも、持っているときは「価値がある」ような気がしてしまうのです。

迷うときは

「仮に手放したとしたら、再度お金を出してでも手に入れたいか」

を想像すると

「やはり自分には必要がない」

と気づける場合もあります。

もう一度ほしいと思えるかどうか、想像しながら持ち続けるモノを選んでいきましょう。

今の自分に必要かどうか

今の自分や家族に必要か、という視点も大事です。

  • いつかやりたい趣味の道具
  • 今は遊んでいない子どものおもちゃ

など、過去や未来のためにモノを持ち続けていませんか?

「今」必要なモノを優先して、残しておくべきモノを決めましょう。

片づけでモノが減らないときに試してほしい行動

捨てる基準以外で、モノが減りにくいときに試してほしい行動を3つ紹介します。

  • 一時保管ボックスを使う
  • 思い出の品
  • デジタル化を検討する

1つずつ解説します。

一時保管ボックスを使う

片づけをするときは、一時保管ボックスを用意しましょう。

一時保管ボックスとは、残しておくかどうか判断に迷ったときにいれておくもの。

一時保管ボックスがないと

「使うかわからないけど、一応とっておこう」

と保存するモノが多くなりがちです。

一時保管ボックスを用意して「○分(○秒)迷ったらボックスへ」とルールを決めると、モノが減りやすくなります。

思い出の品が多すぎないか見直す

モノへの思い入れが強い人は、片づけが苦手な傾向にあります。

思い出の品が多くなりがちなので、すべて手元に置いておきたくなるのです。

思い出の品も大切ですが、それ以上に今の暮らしを守るほうが大切です。

思い入れのある品は、

  • ときどき見返せるくらいの量にする
  • 写真に撮るなど、別の形で保管できないか検討する

などの対処をして、量を調節しましょう。

デジタル化できないか検討する

写真に撮ってデジタルで保管する方法もあります。

デジタル化の大きなメリットは、場所を取らないこと。

家のなかを見渡して、デジタルで保管できるものはないか、検討してみましょう。

  • 思い出の写真
  • 学校からもらった賞状
  • 自治体からの手紙

現物がなくても問題ないモノが見つかるはずです。

片づけたはずなのにモノが減らないときはプロに相談するのもいい方法

今回は、片づけてもモノが減らないときの原因と対処法を紹介しました。

どのモノを手元に残しておくか、という判断は、自分暮らし方を決めることでもあります。

  • 残しておくべきモノがわからない
  • 結局ぜんぶ捨てられない

という人は、プロへの相談も検討しましょう。

ヒアリングなどを通して、モノとの関係を見直すお手伝いをしてくれます。

 

「プロに相談するのは不安……」

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