「モノを捨てられない。」
「必要なモノを捨ててしまったらどうしよう。」
片づられない人のなかには、モノを手放すこと自体が苦手な人も多いのではないでしょうか?
しかし生活に不要なものを捨てていかないと、片づけは進みません。
今回は
- モノを捨てるときのコツ
- モノの捨て方の手順
- モノを捨てるメリット
について解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
捨て方がうまくなる5つのコツ|ポイントを抑えれば捨て上手になる
なかなかものが捨てられない方でも、コツをつかめば捨て上手になります!
捨て方がうまくなるコツは5つです。
- 捨てる判断基準を決める
- 保留もOKにする
- 一度に全部片づけようとしない
- 捨てることを恐れない
- 大事なものは人によって違うと理解しておく
順番に解説していきます。
捨てる判断基準を決める
まず、自分の中で捨てるか捨てないかの判断基準を決めるところから。
捨てる基準を決めていないと、片づけの勢いや感情に任せて大事なものまで捨ててしまう可能性があります。
しかし「その判断ができないから困っている」という人も多いですよね。
一例として、期限を目安にして捨てる方法をご紹介します。
- 書類は期限が切れていたら処分する
- 半年たった化粧品サンプルはすぐに使用して処分する
捨てる基準を決めると、捨てるかどうかの判断がすぐにできるので、作業時間を減らせます。
保留もOKにする
捨てるべきか迷った場合は、一度「保留」にして時間をおいてから考えても大丈夫です。
保留にすれば、迷わず作業をすすめられますし、捨てて後悔したりする失敗を防げます。
コツは保留にするモノを、捨てる・残すものとは別に分けておくこと。
そして、いつまでに判断するか日にちを決めておくこともポイントです。
日を改めて見てみると、冷静に判断ができることもメリットです。
1度に全部片づけようとしない
片づけは1回ですべて終わらせるのではなく、何回かに分けて整理していきましょう。
しまいこまれたモノは、あなたが想像しているより多いです。
1度にすべて終わらせようとすると、疲れて挫折する可能性が高くなります。
「今日は子どものクローゼットだけ」
「明日は食器棚の一段目だけ」
など、場所を限定して片づけていきましょう。
少しづつ進めれば、家事や育児のスキマ時間を使って片づけをすすめられます。
捨てることを恐れない
「捨てたのに、また使うことになったらどうしよう。」
「二度と買えないものを捨ててしまわないか不安……。」
「捨てる」「手放す」こと自体に不安を持っている人もいますよね。
しかし「今使っていないもの」は、捨ててしまうのが原則。
必要な時が来たら、もう一度お迎えすれば大丈夫です。
今はネットショップもあるので、大体のものは手に入ります。
自分にとって何が必要なのかと試行錯誤を繰り返すことで、次第に不安なく捨てられるようになります。
今の自分にとって本当に必要なものだけを残して、心地よい空間を手に入れましょう。
大事なものは人によって違うと理解しておく
「捨てることを恐れない」と同時に、「大事なものは人によって違う」ということも理解しておきましょう。
自分から見たら不要、と思っても、他人にとっては宝物の可能性もあります。
とくに家族がいる人の場合、人のものを処分するときは注意が必要です。
逆に、人から見たらいらないものでも、自分にとっては宝物という場合もあります。
- 自分は何を大切にしたいのか
- 家族にとってはなにが宝物なのか
お互いの価値観を大切にしながら、片づけをすすめましょう。
どの場所でも使える捨て方3STEP!コツがわかればカンタンです
「なかなか片づけに手をつけられない」
「何から始めていいか、わからない」
片づけたいのに、どこから手をつけていいか分からないことってありますよね。
そのようにお悩みの方に、どの場所でも使える捨て方の3つの手順を紹介します。
- 明らかなゴミから捨てる
- 買いなおしできるものを捨てる
- 思い出のつまっているものは最後に判断する
くわしく解説していきます。
明らかなゴミから捨てる
何から手をつけていいか分からない場合は、まずゴミと分かるものから捨てていきます。
「捨てる」という行動をするだけで、次の一歩が踏み出しやすくなります。
財布の中のレシートやポストに入っていたチラシなど、明らかにゴミとわかるものは悩む必要がありませんよね。
片づけの第一歩として悩まずに捨てられるモノから片づけて、少しずつステップアップしていきましょう。
買いなおしできるモノを捨てる
捨てることに慣れてきたら、次は買いなおしができるものを捨てていきましょう。
「間違えて捨ててもまた買える」と考えると、モノを手放しやすくなります。
- 文房具
- キッチン用品
- メイク道具
など、買いに行きやすいモノから手放してみてはいかがでしょうか?
逆に重要そうな書類や、買いなおせても金額が高いものは、もう少し慣れてきてからでも大丈夫です。
思い出のつまっているモノは最後に判断する
思い出のあるモノは、片づけの最後に判断しましょう。
捨てるときに1番迷うのが、思い出深いモノ。
もう使わないとわかっていても、捨てにくいモノってありますよね。
- 子どもが赤ちゃんの頃の服
- 昔の手紙や日記
- 頂いたけど使っていないお皿やコップ
思い出のつまっているモノを、ムリに捨てる必要はありません。
しかしなぜか、ある程度片づけが進んでいくと
- 捨てる
- 捨てない
が判断できるようになります。
思い出のつまっているモノの判断は、ぜひ片づけの最後に行いましょう。
モノを捨てる3つのメリット|コツをつかめば生活が変わります
モノを捨てると、大きなメリットがたくさんあります。
自分にとってなにが必要なのか判断できるようになるので、日常生活のあらゆる場面で役立ちます。
具体的に見ていきましょう。
決断できるようになる
片づけを通して捨てる・残すを繰り返し行うと、決断力が身につきます。
自分には何が必要か必要でないかを考えることで、価値観が明確になるためです。
たとえば買いものをするとき、自分は何を重視すると幸せなのか。
- 値段
- 見た目
- 使い勝手
人それぞれ大切にしたいことがあるはずです。
決断力を高めたい人は、ぜひ片づけをしてみてくださいね。
貯金しやすくなる
片づけをすると、お金が貯まりやすくなるのも大きなメリットです。
片づけをしていると、
「二度と無駄なモノは買いたくない」
「もったいない買い物はしたくない」
と思えるようになります。
片づけをするだけで、買い物への意識が変わるので、貯金体質に変わっていくのです。
時間の使い方がうまくなる
片づけをすると、時間の使い方までうまくなります。
何をどこにしまっているかがわかるようになるため、ものを探す時間がなくなるためです。
たとえばこのようなモノを探してはいませんか?
- テレビのリモコン
- 提出しなくてはいけない子どものプリント
- 車の鍵
1つ1つを探す時間は、短いかもしれません。
しかし1年単位で見れば、かなり多くの時間を無駄にしていることに……。
探し物をする時間をなくなれば、今より充実した1日を過ごせるはずです。
モノの捨て方のコツをつかんで理想的な生活を手に入れよう
今回はモノを捨てるコツについて解説しました。
不要なモノを手放すことできれいな部屋だけではなく、決断力や時間など、人生に必要なものを手に入れることができます。
無理のないところから、使わないものを手放してみてくださいね。
もっとくわしく片づけを勉強したい人は、整理収納学園で学べます。
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